北海道根室市出身
和太鼓を叩く父、カラオケやダンスが好きな母の元に三姉妹の長女として生まれる
幼少の頃
歌や踊りが大好きな女の子
・3 歳のころ、親戚の結婚式で、親が目を離したすきに勝手にステージに上がり、マイクで歌う
・年長の頃、祖母の家で披露していた歌やピアノを聴いた伯母①(元ヤマハの先生)に、ピアノを習っているかときかれ、習っていないと母が答えると、「じゃあ、私が教えるね。」と
本人も親も、ピアノを習いたいと思ってもいなかったのに、ピアノを習うことになるという、めずらしいパター ン
家がすぐ裏だったので、親が付き添いすることもなく、塀を乗り越え泥だらけで通う
・楽譜の読み方を習い、音の高さと長さが決まれば音楽が表せると気づき、「楽譜ってよくできてるなあ。」と感心する
・モーツァルトのソナタ15番を初めて聴き、「ピアノの音に聴こえるけど、ちがうよね?人間の指があんなに速く動くわけないもんね。」と考え、先生(伯母①)に聞くが、人間が弾いていると教えてもらい、びっくりする
・廊下に置かれた足踏みオルガン(父がどこからか調達してきた)で練習
極寒の北海道の古い家の廊下・・・私、よくやってたな
根室市立花咲小学校 入学
・伯母①の指導を卒業し、市内のピアノ教室へ入会
・中古でアップライトピアノを譲り受け、温かい室内で練習できるようになる
・小学校 2 年生の文化祭で、劇に立候補したのに、器楽合奏のピアノに抜擢
当時の私には難しすぎる曲だったが、そのおかげでピアノが急に上達!?
・幼稚園の時に言われた、「毎日 5 回ずつ、練習しようね。」を小学生になってもしっかりと守り、 本当に 5 回ずつしか練習せず
先生にどれくらい練習しているか聞かれ、空気を読んで「これは、本当のことを言ったら怒られるやつだ。」と思い、実際より多めに言ったにも関わらず、やっぱり足りないと怒られたので、盛りが足りなかったと反省する
ここで初めて、5 回弾けばいいってもんじゃないと知る
一方で、遊び弾きや弾き歌いはたくさんする
鍵盤を押してから何秒で音が聞こえなくなるか計ったり、全ての鍵盤を押すのにかかった時間を計ったり、テレビの曲を耳コピしてノートに書いたり、NHKみんなのうたの本を買ってもらって、かたっぱしから弾き歌いしたり
当時、音楽についての様々な法則や分類を、「私が発見した!」と思っていたのだが、のちに楽典を習い始め、とっくに発見されていたことを知る
・高校生まで出演者がいる市内の大会にて、小 5 で 2 位を獲得!
しかし、1 位が小 4 の子だったので、いまいち目立たず
毎コン予選では、銅賞受賞!
しかし、銀賞が対象者なし、つまり、2位だったのに銀賞になれず
惜しい結果が続くが、本人はまったく気にせず、あいかわらず、毎日少しずつの練習を続ける
・小 6 のころ、ずっと使っていた中古のアップライトピアノが限界に
家族会議の結果、新品のグランドピアノが我が家にやってきた!
おばあちゃん、ありがとう!
(このグランドピアノは、現在のレッスン室で現役で使用中 )
根室市立啓雲中学校(現在閉校) 入学
・吹奏楽部に入部、サックスをやりたかったのに、鍵盤ができるということでパーカッション担当に
でも、やり始めたら打楽器にはまる
中 3 の時は部長になる
・最初で最後のPTNA コンペティションに出場 予選優秀賞 地区本選出場
・それなりに勉強も頑張り、部活に塾にと忙しく、弁論大会や英語暗唱大会などにも出場し、ただでさえ少なかったピアノの練習時間がめっきり減る
・幻想即興曲や愛の夢など、いつか弾きたいと思っていた憧れの曲を一通り弾かせてもらって満足し、高校受験を理由に、中 3 の 12 月 で一度ピアノを辞める
北海道立帯広柏葉高校 入学
・実家を出て、叔母②の家に下宿させてもらう
ホームシックには全くならず
・ピアノをやめてすっきりしていたのも束の間、ゴールデンウィークあたりには、やりたくなってレッスンを再開
しかし、相変わらず、練習はあまりせず、持ち前の器用さで何とか乗り切る
先生が変わり、注意されるポイントも変わって、対応していくのに時間がかかる
・世の中には、勉強できる人もピアノが上手な人もたくさんいて、自分は井の中の蛙だったと思い知る
・教育連盟ピアノオーディションに出場 奨励賞、ショパン学生コンクールに出場
・高校 2 の夏に、急に音大受験することに決め、ピアノの先生を驚かせる
・ソプラノ歌手の伯母③の紹介で、高 3 の夏に某有名音大の教授先生のレッスンを受け、「あなたは、国立(くにたち)にしなさい。」と言っていただき、急遽志望校を変更
すでに受験課題曲は発表済みだったので、その足で国立音楽大学へ行って受験要項をゲット
急ピッチで準備する
・さすがに、毎日4・5時間は練習するようになる
なんとか滑り込む
国立音楽大学音楽部器楽学科(ピアノ) 入学
・初めの 1 年は寮生活、2 年生からは一人暮らし
ホームシックには全くならず
都会の生活、キャンパスライフを楽しむ
・チェロを弾いてみたかったので、専攻外オケに入部するも、ジャンケンで負けトロンボーンに
全くはまらず、音階すら吹けるようにならないまま 1 年の夏休み明けにフェードアウト
・三味線やコンピュータ音楽の授業など面白い授業を受けてはまる(普通、ピアノ科の学生はとらない。)
・大学は無事卒業
・中学校・高等学校教諭第一種教員免許状(音楽)取得
バイト:塾講師(中学理科・社会・国語(短期))、公文アシスタント、電子ピアノ営業、ファッションフロア店員、スーパーの試食、コンビニなど
社会人 独身
・大学卒業後、1 年間東京で遊び暮らしていたが、このままではいけないと思い、北海道根室へ戻り、2003 年、たかしまあゆみピアノ教室を開く
狭くて、床が心配な部屋にグランドピアノを1台入れ、レッスン開始
リトミックをやると揺れる教室でした
・ありがたいことに、3 歳・小学生・高校生・大人の10名ほど入会していただく
色んな本を読んで、レッスンの仕方をイメージトレーニングして、教材研究もして、「準備は万端!」と思っていたが、全く思い通りに進まず
一気に入ってきた10名にいっぱいいっぱいになる
・最初の 1 年目は、文化会館のリハーサル室で小さく発表会を行う
でも、椅子を追加&立ち見が出るほど満員に
集合写真もビデオ撮影もないので、「幻の第 0 回発表会」
順調に生徒数が増え、2 年目以降は、年に1回、ホールで発表会を行う
・母校、花咲小学校開校 130 周年式典、啓雲中学校開校 30 周年式典にて、卒業生のソプラノ歌手とともに、 記念コンサートを行う
・2006 年 オーストリア・ウィーンでの夏講習に参加、初めてホームシックを感じる
ウィーン音楽ゼミナール Meisterklasse für Klavier ディプロマ取得
・リトミック指導の講習を受けるため、毎月札幌に通う
・2008 年レッスン室大リフォーム
憧れの 2 台横並びのグランドピアノ!ジャンプしても揺れない床!
・本格的にリトミックも教えるようになり、あゆみピアノ・リトミック教室に改名
・札幌在住ピアニストのレッスンを受け始める。
・2009 年 なぜか、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」で眠りの精を演じることになってしまう
声楽のレッスンは、受験前と教職副科しか取っていないにも関わらず、アリアを歌うことに・・・。
適応指導教室指導員、塾講師(小学算数・中学数学)を兼業
趣味
・チェロを始める(現在も継続中)
バイオリン教室の先生との雑談の中で、「学生時代、チェロをやりたかったのにジャンケンで負けて・・・」と 話すと、次の日に「これ、貸してあげるから。いつまでも使ってていいよ。」とチェロが届く
一気にはまり、コップが持てないほど手が痛くなるくらい、猛練習する
初めて楽器を持った3 週間後には、弦楽アンサンブルの本番のステージに立つ
・茶道を始める(現在も継続中、茶道裏千家専任講師 取得)
ものすごくはまる
高校生の頃は「茶道部に入る人の気が知れない。」と思っていたので、人生は分からないと痛感
・ギターを弾いてみたいと何度かチャレンジするが、全く弾けるようにならず、断念
・バイクの免許を取るも、あまりのセンスのなさに「自分か他人がケガをする前にやめよう。」と封印
結婚と子育て
2010 年 沖縄で結婚式をあげる
・長女を出産
産後 2 か月でレッスンに復帰
産後 11 か月で札幌の演奏会に出演
長女が 1 歳になった時から子連れで札幌の講習に復帰、リトミック研究センター ディプロマ B 取得
・ピアノ→兒玉、ボーカル→松田による、ボーカル&ピアノユニット「こだまつ」結成
それまではクラシックをメインに勉強し、演奏活動していたが、ブルースやジャズ、ロックなど様々なジャンル、アドリブやセッションの経験を積む。(現在も道東を中心に活動中)
・長女と 7 歳差で長男を出産
産後 3 か月でレッスンに復帰
上の子の時と同じように両立を目指すも、体力が追い付かず、札幌通いは現在お休み中
スクールカウンセラーを兼業(現在はしていません)
教室を開設して 20 周年
日本親子コーチング協会 認定コーチコース終了
自慢の生徒さん
個性豊かな、自慢の生徒さんがたくさん!
各コンクールや根室市児童生徒音楽大会において、上位受賞をする生徒さん
学校の授業では、合唱伴奏や合奏のピアノに選ばれる生徒さん
発表会で弾く曲を、自分で楽譜を用意し、譜読みし、仕上げ、暗譜まで終わらせてからレッスンに来る生徒さん
宿題の曲をどんどんアレンジしちゃう生徒さん
3 歳から小学生まで全く練習しなかったのに、中学生で目覚める生徒さん
発表会で、モーツァルトのコスプレでトルコ行進曲を弾いてくれた生徒さん
リトミックレッスンで、どんどんアイデアが出てきて、私が「先生!」と呼びたくなる幼児の生徒さん
遠くから車で 1 時間半かけて来てくれていた、シニアの生徒さん
「レッスン終わったらすぐ野球なんです。」とユニフォームのままレッスンに来た生徒さん
「ピアノはそんなに好きじゃないけどね、僕が辞めたら先生がさみしいと思って。」とドキッとさせる、 5 歳児の生徒さん
ピアノの構造が気になって、曲を弾くどころではない生徒さん
演奏時間を計ったら、ついつい自己最速を目指しちゃうスポーツマンな生徒さん
昨日のドラ〇もんのあらすじを、物まねしながら教えてくれる生徒さん
生徒さんのペースを大事にしています
進みが速い子では、中学生で幻想即興曲、英雄ポロネーズ、革命、黒鍵、別れの曲(ショパン)、月光3楽章、悲愴(ベートーヴェン)、愛の夢、献呈、ため息(リスト)、ピアノのために、雨の庭(ドビュッシー)など弾いています。
でも、ピアノの目的は、難しい曲を弾くことではありませんので、自分が好きで、ちょっと頑張ったら弾けそうな曲をレパートリーに持てるように、生徒一人ひとりのペースを大事にして、素敵に楽しく弾くことを目指してレッスンしています。